形状別

分銅には、形状や材質などにより色々な種類があり、これらの分銅の選び方をステップをおって説明します。

ステップ1. 分銅の質量と等級を決める

・使用する分銅の質量と等級を決めます。
例)ひょう量:6kg、最小表示:0.1gの電子はかりをひょう量で点検する場合
分銅の許容誤差は、最小表示0.1gの1/3の±33mg以下になるように分銅を選びます。
質量5kgと1kgの分量を組み合わせた場合、それぞれの分銅の最大許容誤差を合算し、±33mg以下になるように分銅を選びます。

ステップ2. 分銅の種類を選ぶ。

・品質管理などで、国家標準や国際標準への準拠が認められる場合、JIS規格やOIML勧告に準拠した分銅を選びます。

ステップ3. 分銅の材質を選ぶ。

・使用環境や耐久性、コストなどを考慮して分銅の材質を決めます。
一般的に、耐環境性や耐久性重視ならステンレス製、コスト重視ならステンレス製以外となります。

これで、分銅の選択は終わりですが、分銅をISO9000シリーズやGLP/GMPなどはトレーサビリティを証明する校正証明書が必要になります。その場合、分銅のJCSS校正を行います。

※詳細は、冊子や動画の「分銅の選び方」をご覧ください。

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